制作者プロフィール
■ 山川 仁（やまかわ ひとし）
学生時代は勉強・スポーツ等得意な分野もなく、ごくごく平凡な日々を過ごしてきました。大学に入ってからは毎日アルバイトざんまいで、学業・私生活共に充実はしていましたが、その経験から「働く時間を多くすることで収入を増やす」という事に限界を感じました。
そこで自分の努力次第で収入が左右する営業職につくことを決意。就職活動で大手警備会社の内定がいただきました。初めは営業職ではなく、警備員としての採用でしたが、２年間ほど実務を学び、その後念願の営業マンとして抜擢！
無我夢中で１軒１軒飛び込み営業をしていましたが、当時トップセールスマンだった上司から「一緒に介護の仕事をやらないか？」と声をかけられ、退職を決意。訪問介護事業所の立ち上げから、関わらせていただくことに。
人脈、利用者もゼロの状態で、どうやってお客さまを探すのなんて全く未知の世界・・・。いろんな出会いの中で、介護業界では「ケアマネージャーへの営業がベスト」と教えていただきましたが、ほとんどの方が同じことを言うので逆に競争は激しいと判断。あえてケアマネージャーへの営業は封印する事にしました。
「個人宅への飛び込み営業」「商店街に介護相談窓口の設置」「町内会活動の参加」などなど、いろんな営業法にチャレンジしました。その後、少しずつ経験を積み、お客さまも増えてきたところで個人病院などへの営業にも挑戦。良かれと思ったことは全て実践してきましたが、なかなか思ったような効果が出ませんでした。
この時、努力と根性だけではなく、やっぱり営業方法を一から学んだ方が良いと実感。いろんな本を読んだり、勉強会に参加したりしましたが、そこで感じたのは「ホームページでお客さまが求める情報を発信すべき」ということ。当時、既にホームページはありましたが、どういう風に活用してよいかわからず、業者任せのほったらかし状態になっていました。
介護サービスの利用料金などは、どこを利用してもそれほど変わりません。そうなると選ぶ人の立場になれば、何が重要か？？そんな事を毎日考えていると、ようやくホームページ制作の方向性が見えてきました。また業者任せではダメだと思い「自分で制作しよう」と決断。制作業者との契約は残っていましたので、ホームページは２つになったのですが、その分自分で制作することでコストを抑え、なんとか予算内に収めました。
「事業所が発信したい情報」と「お客さまが見たい情報」は必ずしも一致するわけではありません。その事を念頭に自分なりの考えをまとめ上げ、どんどん情報発信していきました。
するとどうでしょう？？
自分で制作したホームページから介護相談がくるようになったのです。これまで一度もなかったのに。
方向性が間違っていなかった事を実感し、その後もどんどん情報を発信しましたが、意外だったのはケアマネージャーからの紹介が増えたことです。お客さまに役立つ情報として発信していたのですが、その活動に共感していただいた方からも、自然とお客さまを紹介してもらえるようになりました。決してホームページだけのおかげではありませんが、それがなければ間違えなく、紹介にはつながっていなかったはずです。
この状態になるまで７年以上がかかりましたが、事業所として安定したお客さまの確保が見込めるようになり、自分自身、一つの区切りがつきました。そしてお世話になった代表に相談し、円満に退職することとなりました。
次の目標ができたからです。その目標は、これまでの介護事業所の運営経験を活かし、全国で活躍されている介護事業所の営業活動をサポートして、お役に立つことです。
どうぞよろしくお願いいたします！！
